自然との戯れ

趣味の登山や花の写真などの四季を通した風景写真を中心にしたブログ

400年以上前から続く冬の祭典「サイトギ」

昨日、我が地域の400年以上~500年前から続いている豊凶の祭典「サイトギ」が3年ぶりに催された。 八幡神社似鳥「神楽」を舞いを終えた後、サイトギの御祈祷は午後5時30分から始まりまった。 その後、12名の男衆(多い時には20名を超えるが今年は少ない)が極寒のなか下帯姿で水垢離をとり、火の粉を舞い上がらせる豊凶占いが行われました。 (重要無形文化財前指定)

帰宅した21時10分には 氷点下9℃に冷え込んでいました。



八幡神社の似鳥神楽



水垢離をとる男衆 19時40分を回った頃には 氷点下6℃前後



裸参り 20時頃 



本番前 火入れから15分後  


いよいよ始まります

棒で叩いたり揺さぶったりして火の粉を舞い上がらせる





岩手日報の報道では次のように報道されていました。

「 農作物の作柄を占う奇祭「サイトギ」は27日、二戸市似鳥の似鳥八幡神社(佐藤清寿宮司)で催された。薪の井桁を燃やし、火の粉が冬の夜空へ。今年は「平年作」とされた。

 県内外から駆け付けた下帯姿の男衆12人が、水ごりで身を清めた。燃え盛る高さ2・7メートルの井桁に向かって長さ4メートルの棒を振り下ろすと、勢いよく火の粉が舞い上がった。

 サイトギは新型コロナウイルス感染症の影響で3年ぶり。旧暦の1月6日に五穀豊穣(ほうじょう)や無病息災を祈願する伝統行事で、400~500年以上の歴史があるとされる。」